フリーマーケット（フリマ）のお話

リサイクルハウス真遊里

フリーマーケットのルーツは、元来フランス各地で行われていた

蚤の市（flea market）」です。
「ものは、使える限り大切に」という、省資源・省エネルギーの思想と、環境保全まで含めた考え方で、不用品や再生が可能なものを公園や広場に持ち寄って
売買・交換し再利用を図る市民レベルの知恵として各地に広がりました。

　またアメリカでは１９７３年１０月の第四次中東戦争に端を発する「オイルショック」がもたらした
世界的な景気停滞により、お金さえ出せば欲しいものが手に入るという生活様式に多大な影響をうけ、
資源やエネルギーに限界・不安を抱くようになりました。

　この「オイルショック」によって、経済不況の中で生活していこうとする人々の知恵で、以前から各地で行われていた

ガレージセール(garage sale)や「スワップミート(swap meet)」といったものが見直され、新しい市民流通形式として活発となり、個人宅のガレージから集会場、集会場から公園へと規模を拡大していきました。
　そしてその集大成として出来上がったものが

フリーマーケット（flea market）です。

「オープンエアーマーケット（open air market）」と呼ばれる規模の大きなもので、
アメリカでは特に天候に恵まれた西海岸を中心として全土に広がりました。　いまや

フリーマーケット（flea market）は、アメリカ・ヨーロッパ共々、市民のライフスタイルとして定着し、また観光名所として多くの方々が訪れています。　日本で

フリーマーケットが知られるようになったのは、１９７５年から７６年にかけて展開された「アメリカ建国200年祭」キャンペーンの中で、新しい風俗として雑誌等に紹介されたのが初めてです。
　そして日本で初めて新しいスタイルとして登場したのは１９７９年１０月に大阪市西成区津守のフロンティアランドにて

「日本フリーマーケット協会」が開催した

『第一回フリーマーケット（free market）』でした。

（日本フリーマーケット協会　概要より）

＜フリマ出店１０か条＞

フリマの出店・販売の極意１　出店会場は、規模の大きい集客率の高いところを選びましょう

やはりお客さんがいてこそ出店のしがいがあります。
当然、たくさんのお客さんに見ていただいた方が商品の販売結果も明るいです。

フリマの出店・販売の極意２　値段設定はあらかじめしておきましょう

ダンボールから出した途端、人が押し寄せて来ることも、値段をどんどん聞いてくることもあるので、
パニックになる前に値段を付けて置くことが大切。
ひとつひとつは面倒くさいなら、この箱の中は幾らと値段分類するのも手。

フリマの出店・販売の極意３　値段の付け方に注意しましょう

高く販売したいのはやまやまですが、高すぎるとお客さんは見向きもしてくれないので、
周りのお店も参考に相場の値付けをしましょう。

フリマの出店・販売の極意４　朝早くから張り切りましょう

お客さんはかなり早く来ますので、早く出店しているほうが集客できます。
準備が遅いと、お客さんが勝手に荷解きして販売前に盗難の危険もあります。

フリマの出店・販売の極意５　季節を意識しましょう

これからの季節必要なものが購入者としては欲しいもの。
常に先取りして販売していくといい。
中には暑い夏にウチワ。寒い冬に帽子やマフラー・コート・など
会場の気温差でびっくりするほどの販売結果も・・

フリマの出店・販売の極意６　バリエーション豊かに置いてみよう

服が沢山あるので服ばっかりとかではなく
食器や小物、雑貨など家の不用品をバリエーション豊かに販売してみよう！
年齢層も広がり、色んな人が立ち寄ってくれます。

フリマの出店・販売の極意７　目立つ・見やすい陳列をしましょう

ダンボールや家にある簡易テーブルに商品を乗せ販売します。
コート・ワンピースなど背の高いラックにハンガーかけて販売すると、お客さんはわざわざ広げなくてもok。
小さい小物はコルクボードにピンで留めて置いたりするとばらけなくてすむ。
階段型で陳列すると前に立った時奥の販売商品も見やすく、お客さんの目にとまる。

フリマの出店・販売の極意８　抱き合わせで売リましょう

これ・・・売れないな～と思うものはある程度売れそうなものとセットにする事がオススメ。
おもちゃの詰め合わせなど年齢に合わせて入れてみたり、

フリマの出店・販売の極意９　高額商品は避けましょう

フリーマーケットで5千円以上になってくると、全く買ってもらえない。
1000円でも『高い』という人も多いので（激安ショップでもそんな値段で売っていない）
あまり高額商品は持って行かない方が無難。

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フリマの出店・販売の極意１０　おつりはたっぷり用意しましょう

１万円を１枚だして100円のものを買うこともあります。
お釣りが無いは絶対避けたいもの。

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フリマ値切り達人回避法

ずっと自分の思っていた値段より安い値段で言われる事も多々あります。
あまりにしつこい人には『○○時（終わり頃）にまた寄ってください。
その時に商品があったらその値段で売りますよ～』と言ってみてください。
その商品が本当に欲しければまた寄ってくれると思いますし、
その間にその値段より高く売れる事も！防寒・避暑対策は必要！
冬ならブランケット・カイロ、夏なら飲み物帽子など
会場はその場所にずっと居なくてはならないので、体温を調節できるものを持っていきましょう！
商品があって動けない事もあるので、食べ物も必需品です。

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＜フリマ買い物のコツ５か条＞

フリマ買い物のコツ１　とにかく朝一番

開店３０分から１時間前には、買い物を始めましょう。
この時間帯大きな値引きは期待できませんがそれでもリサイクルショップで買うよりは安いので、
程度のいい物、欲しいものは少々高めでも購入しておくのがオススメ。

フリマ買い物のコツ２　よく見よう

安いからと言って飛びつかず、じっくり品物を見る事。
最近袋に入っていたりして、きれいにしてあることが多いですが、
「出してもいいですか？」と一声かけ、出来るだけ明るいところで広げて、
しっかり全体をチェックするのがポイントです。
虫食い、汚れ、傷、などリサイクル品にはつきものですが家に帰って気づくとショックかも…。

フリマ買い物のコツ３　値切りは楽しくが一番

値切りは思い切ってやってみましょう！
ただあまりしつこいのは嫌われますので、楽しくやりとりしながらやっていきましょう
値引きしてもらうコツは、ずばり、まとめ買いです。
「これ全部で幾らになりますか？」と聞き、ここで一粘り「もう少しまけてもらえませんか？」
この時売り手が「まぁいいか…」と思えるよう真剣に頼むのがコツです。

フリマ買い物のコツ４　商品はじっくりみて！

商品の保障期限がある訳でもなし、返品できる訳でもないので
家に帰って後悔しないように商品はよく見てみましょう。
破れ・しみ・破損など見落としている箇所もありますので要注意。

フリマ買い物のコツ５　終了間際は破格値

フリマ終了間際は家に持って帰りたくないので、破格値で売ってくれる。
終了時間より早めに片付けたい所もあるので、
終了１時間前くらいからそれぞれのお店の動きを見てみよう。
積極的に売り始めたら要チェック。

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